先週、保育園の懇談会がありました。
わが子は5歳。今年の4月からは年長さんになります。
年長さんになると、小学校の就学前ということもあり、
教育的な事に関心が集まりやすいのもこの時期ならでは....。
字がかけるように....本が読めるように....
英語に興味が湧くように..と、どのご家庭でもあのてこの手の戦略が始まります。
しかし、親の期待によって、子供がとてつもない不安に襲われる事もあるそうです。
「もっとこうしなさい。そんなのいつまでもおかしいよ」などと、急に親に言われても、
子供はなかなか理解出来ないもの。
子供にとっては「今のままではいけないの?」と、
今の自分を親に否定される事になります。
子供は親の期待に応えようと、一生懸命になります。
ガラスのように繊細で壊れやすい子供の心が、不安でいっぱいになるかもしれない。
トマトの子供にメロンになれというのは、到底無理な話です。
トマトなら素敵な美味しいトマトになればいいのです。
トマトはどんなに一生懸命育てても、トマトのままなのです。
まずはありのままの姿を認めてあげる事が必要。
そして素直に成長出来るようにサポートするのが親の役目。
いつまでも見守りながら、育てたいと思いました。
なあんて、そんなの甘いのかしらね。
一番不安に思っているのは、親の方なのかしら....